神は非礼を受けず(読み)カミハヒレイヲウケズ

デジタル大辞泉 「神は非礼を受けず」の意味・読み・例文・類語

かみ非礼ひれいけず

《「論語集解八佾はちいつから》礼儀に外れたことを願って祭っても、神は受け入れない。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「神は非礼を受けず」の意味・読み・例文・類語

かみ【神】 は 非礼(ひれい)を受(う)けず

神は礼にはずれた物は受納されない。道理にはずれた祈願をする目的で神をまつっても、神はその心をお受けにならない。
平家(13C前)一「神非礼を享給はずと申に、此大納言非分の大将を祈申されければにや、かかるふしぎもいできにけり」 〔論語集解‐八佾

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