硫化剤(読み)りゅうかざい(英語表記)sulphurizing agent

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「硫化剤」の意味・わかりやすい解説

硫化剤
りゅうかざい
sulphurizing agent

浮選剤 (→選鉱剤 ) のなか活性剤一種で,鉱物表面を硫化する目的で使用される。これの使用により,酸化を受けた金属鉱物の表面に硫化物皮膜形成され,ザンセート,エロフロートなどの硫化水素型捕収剤を添加した際,疎水性皮膜の形成が容易になる。通常,この目的で硫化ソーダが用いられる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android