砂持(読み)すなもち

精選版 日本国語大辞典 「砂持」の意味・読み・例文・類語

すな‐もち【砂持】

〘名〙
① 建築用の土砂を運ぶこと。また、その人。社寺造営には多数の氏子信徒が砂運びをし、後にはさまざまの余興が行なわれた。土の場合は土持ちという。
※洒落本・短華蘂葉(1786)大意「社楽国元、時を得て、遷宮砂持大きにはづみ」
※俳諧・奥の細道(1693‐94頃)敦賀「古例今にたえず、神前真砂を荷ひ給ふ。これを遊行の砂持と申侍る」

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動植物名よみかた辞典 普及版 「砂持」の解説

砂持 (スナモチ)

植物。モウセンゴケ科の多年草食虫植物,園芸植物イシモチソウ別称

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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