石垣神社(読み)いしかきじんじや

日本歴史地名大系 「石垣神社」の解説

石垣神社
いしかきじんじや

[現在地名]田主丸町石垣

旧郷社。近世までは観音寺と一体で真宮しんぐう大菩薩・石垣真宮社・新宮社などとよばれた。祭神は武内大臣・応神天皇・住吉神。寛文十年寺社開基によると竹野たけの郡の宗廟とされ、真宮三体木像として真宮大菩薩・八幡大菩薩・住吉大明神を祀り、神殿三間社小板葺、拝殿は二間・三間の茅葺で、楼門と石華表(石鳥居)がある。同寺社開基の観音寺の項は高良山大菩薩を勧請したと伝え、田主丸村に社領三町五反があるとする。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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