石坂比売命(読み)いわさかひめのみこと

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「石坂比売命」の解説

石坂比売命 いわさかひめのみこと

古代伝承上の豪族
播磨(はりま)(兵庫県)の明石国造(あかしのくにのみやつこ)の同族か。「播磨国風土記(ふどき)」逸文によれば,神功(じんぐう)皇后新羅(しらぎ)(朝鮮)遠征戦勝を神にいのったところ,爾保都比売命(にほつひめのみこと)が石坂比売命の口をかりて,自分をまつれば平定に成功すると託宣した。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android