矢集虫麻呂(読み)やずめの むしまろ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「矢集虫麻呂」の解説

矢集虫麻呂 やずめの-むしまろ

?-? 奈良時代官吏,法制学者。
養老5年(721)明法道(みょうぼうどう)の学業を賞されて恩賞をうけた。「養老律令」の編成に参与した功により6年田をさずかる。天平(てんぴょう)4年大判事,大学頭(かみ)。「懐風藻(かいふうそう)」に漢詩2首がおさめられている。「やつめ」ともよみ,箭集虫万呂ともかく。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android