普及版 字通 「睹(漢字)」の読み・字形・画数・意味
睹
14画
[字訓] みる・あらわれる
[説文解字]
[字形] 形声
声符は(者)(しや)。者に・(都)(と)の声がある。〔説文〕四上に「見るなり」と訓し、古文として覩を録する。は中に呪禁として呪符の書を埋めている形。そのように陰微なものを、たしかに見届ける意。〔礼記、礼運〕「陰陽を以て端と爲す。故に睹るべし」のように用いる。
[訓義]
1. みる。
2. みわける、みあらわす、あらわれる。
3. 字はまた覩に作る。
[古辞書の訓]
〔名義抄〕睹 ミル
[語系]
睹・taは同声。未知のものを知り、予測するような行為をいう。
[熟語]
睹当▶・睹微▶・睹物▶・睹聞▶・睹▶
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報