デジタル大辞泉 「真秀」の意味・読み・例文・類語 ま‐ほ【真▽秀/真▽面】 [名・形動ナリ]1 よく整って十分なこと。完全なこと。また、そのさま。和歌では多く「真帆」に掛けて使われる。⇔偏かたほ。「しなてるや鳰にほの湖に漕ぐ舟の―ならねども逢ひ見しものを」〈源・早蕨〉2 正面から向きあうこと。また、そのさま。「いとほしとおぼせば、―にも向かひ給はず」〈源・初音〉3 正式であること。また、そのさま。「―のくはしき日記にはあらず」〈源・絵合〉4 直接であること。また、そのさま。うちつけ。「さすがに―にはあらで、そそのかしきこえて」〈源・真木柱〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例