百済倭麻呂(読み)くだらの やまとまろ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「百済倭麻呂」の解説

百済倭麻呂 くだらの-やまとまろ

?-? 奈良時代の漢詩人。
百済(朝鮮)から渡来した氏族子孫。但馬守(たじまのかみ)。詩文をもって知られ,「懐風藻」に神亀(じんき)(724-729)のころ長屋王(ながやおう)の詩宴でよんだ五言詩3首,「経国集」に官吏登用試験で提出した作文2編をのこす。名は和麻呂ともかく。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android