精選版 日本国語大辞典 「百伝」の意味・読み・例文・類語
もも‐づたう ‥づたふ【百伝】
枕
① 多くの地を伝い過ぎて行く意でかかる。
② 数えていって一〇〇に至る意で、一〇〇以下の数字やそれと同音の語にかかる。
(イ) 「八十(やそ)」にかかる。
(ロ) 「五十(い)」と同音を含む地名「磐余(いわれ)」にかかる。
※万葉(8C後)三・四一六「百伝(ももづたふ)磐余(いはれ)の池に鳴く鴨を今日のみ見てや雲隠りなむ」
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