白子神社(読み)しらこじんじゃ

精選版 日本国語大辞典 「白子神社」の意味・読み・例文・類語

しらこ‐じんじゃ【白子神社】

山形県米沢市城北にある神社。旧県社。祭神火産霊神(ほむすびのかみ)、埴山姫神(はにやまびめのかみ)大宜都比売神(おおげつひめのかみ)。和銅年間(七〇八‐七一五)の創建と伝えられる。上杉家歴代の鎮守社。明神堂。

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日本歴史地名大系 「白子神社」の解説

白子神社
しろこじんじや

[現在地名]米沢市城北二丁目

祭神火産霊神・埴山姫神。旧郷社。「白子大明神記因略」によれば、大物忌神が和銅年中(七〇八―七一五)宮城みやぎ郷に垂迹養蚕に奇異をもたらした。承平年中(九三一―九三八)小野良春が社殿を再興し鎮守社とした。暦仁元年(一二三八)長井(大江)時広が新たに社殿を造営。明徳年中(一三九〇―九四)伊達政宗(儀山公)は社殿を修築し、置賜おきたま郡の総鎮守とした。

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