生合(読み)うまれあわす

精選版 日本国語大辞典 「生合」の意味・読み・例文・類語

うまれ‐あわ・す ‥あはす【生合】

[1] 〘自サ下二〙 ⇒うまれあわせる(生合)
[2] 〘自サ五(四)〙 =うまれあう(生合)
春泥(1928)〈久保田万太郎みぞれ「われわれ、その全盛のときに生れ合したんで、よけいそれだけに無常を感じます」

うまれ‐あわせ ‥あはせ【生合】

〘名〙 生まれ合わせること。また、生まれ合わせた境遇運命
浮世草子・好色破邪顕正(1687)下「此様(こんな)なぐさみもあるに、我々はいかなる生れ合せにやら」

うまれ‐あわ・せる ‥あはせる【生合】

〘自サ下一〙 うまれあは・す 〘自サ下二〙 =うまれあう(生合)
史記抄(1477)一一「かかる時分に生れ合はせたは我が不運ぢゃぞ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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