生住異滅(読み)ショウジュウイメツ

デジタル大辞泉 「生住異滅」の意味・読み・例文・類語

しょう‐じゅう‐い‐めつ〔シヤウヂユウ‐〕【生住異滅】

仏語万物が生じ、とどまり、変わり、消滅するという四つの姿。四相

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「生住異滅」の意味・読み・例文・類語

しょう‐じゅう‐い‐めつ シャウヂュウ‥【生住異滅】

〘名〙 (生じ、住(とど)まり、変わり、滅ぶという意) 仏語。すべての物が生じ、とどまり、変化し、なくなってしまうという四つの相。一切のものが未来の位から過去の位へと流され、すべて無常であることを捉えたもの。四相。
※管絃音義(1185)「四時者謂有情生老病死。世界生住異滅也」
徒然草(1331頃)一五五「生・住・異・滅の移り変はるまことの大事は、たけき河のみなぎり流るるが如し」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android