玄侑宗久(読み)ゲンユウソウキュウ

デジタル大辞泉 「玄侑宗久」の意味・読み・例文・類語

げんゆう‐そうきゅう〔ゲンイウソウキウ〕【玄侑宗久】

[1956~ ]小説家僧侶福島の生まれ。本名橋本宗久。コピーライターなどさまざまな職業を経て27歳で出家。かたわら小説を執筆修行ののち故郷の臨済宗妙心寺派福聚寺ふくじゅうじの副住職となる。「中陰の花」で芥川賞受賞。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「玄侑宗久」の解説

玄侑宗久 げんゆう-そうきゅう

1956- 昭和後期-平成時代の小説家,僧。
昭和31年4月28日生まれ。臨済宗妙心寺派福聚寺(ふくじゅうじ)住職。デビュー作「水の舳先(へさき)」(芥川賞候補)をへて,平成13年「中陰の花」で芥川賞。26年「光の山」で芸術選奨文部科学大臣賞。福島県出身。慶大卒。本姓は橋本。著作ほかに「慈悲をめぐる心象スケッチ」「テルちゃん」など。

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