狂痴(読み)きょうち

精選版 日本国語大辞典 「狂痴」の意味・読み・例文・類語

きょう‐ち キャウ‥【狂痴】

〘名〙
① 正気でない人や愚者。〔広益熟字典(1874)〕
常軌を逸しておろかなこと。
死刑宣告(1925)〈萩原恭次郎凸凹の皺「都会の狂痴にまかしをる地の母のかなしき微笑!」 〔漢書‐韋玄成伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「狂痴」の読み・字形・画数・意味

【狂痴】きよう(きやう)ち

くるっておろか。〔漢書、玄成伝〕今子(し)獨り容貌を壞(やぶ)り、恥辱り、狂癡と爲る。光(あん)として宣(あき)らかならず。なる哉(かな)。

字通「狂」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android