特定サービス産業実態調査(読み)トクテイサービスサンギョウジッタイチョウサ(英語表記)survey of selected service industries

デジタル大辞泉 の解説

とくていサービスさんぎょうじったい‐ちょうさ〔‐サンゲフジツタイテウサ〕【特定サービス産業実態調査】

かつて行われていた基幹統計調査一つ経済産業省サービス産業実態を把握するため、リース・情報・教育冠婚葬祭など特定業種の経営状態などを調査した。昭和48年(1973)に通商産業省が特定サービス業実態調査として開始。昭和54年(1979)に特定サービス産業実態調査に改称。令和元年(2019)、経済構造実態調査統合

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

特定サービス産業実態調査
とくていサービスさんぎょうじったいちょうさ
survey of selected service industries

サービス産業の実態を明らかにすることを目的として,物品賃貸業,情報サービス業,広告業などに属する特定のサービス事業を営む事業所を対象に行なわれる調査。主な調査事項は,従業者数,年間売上高,業務の契約先の産業別・地域別割合,業務の種類別割合,営業用有形固定資産および営業経費である。調査結果は,翌年の7月ごろ速報で,また 10月ごろ各業種ごとに確報で公表される。この調査結果は,産業構造政策,中小企業対策,各種白書などの作成,需要予測,設備投資計画の作成などの基礎資料として利用されている。

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