デジタル大辞泉
「無意気」の意味・読み・例文・類語
む‐いき【無意気】
[名・形動ナリ]
1 無骨で強引なこと。また、そのさま。ぶいき。
「―なる俄道心」〈咄・露がはなし・一〇〉
2 (「無息」にかけて)一気に酒を飲むこと。また、そのさま。
「山田屋で一杯―にぐいのみ」〈洒・広街一寸間遊〉
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む‐いき【無意気】
〘名〙 (形動)
① 思いやりのないこと。がんこでぶこつなこと。やぼなこと。また、そのさま。がむしゃら。ぶいき。
※
仮名草子・ぬれぼとけ(1671)中「『むい
きとは、何としたる事なるや』『気が通らざる故、人のおもわくをも弁へず、
万事無遠慮に、心の
異風なるをいふなり』」
② (息もつがないの「無息」にかけて) 酒などを一気に飲むこと。また、そのさま。
※洒落本・月花余情(1746)序「
我飲、
拳酒、無息
(ムイキ)則内損基」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報