烏丸光栄（読み）からすまるみつひで

精選版 日本国語大辞典

からすまる‐みつひで【烏丸光栄】

江戸中期の公卿、歌人。正二位内大臣。姓藤原。左中弁宣定の子。和歌、歌論ともにすぐれ、今人麻呂と呼ばれる。主著「詠歌覚語」「東路之記」など。元祿一一～寛延元年（一六九八‐一七四八）

出典　精選版 日本国語大辞典

デジタル版 日本人名大辞典+Plus

烏丸光栄 からすまる-みつひで

1689－1748　江戸時代中期の公卿(くぎょう),歌人。
元禄(げんろく)2年8月3日生まれ。烏丸光雄の孫。享保(きょうほう)4年(1719)参議となる。権(ごんの)大納言,正二位にすすみ,没する直前に内大臣に任じられた。家集「栄葉和歌集」のほか,歌論を門人が筆録した「聴玉集」がある。延享5年3月14日死去。60歳。

出典　講談社

367日誕生日大事典

烏丸光栄 (からすまるみつひで)

生年月日:1689年8月3日
江戸時代中期の歌人;公家
1748年没

出典　日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」