百科事典マイペディア 「湯沢[市]」の意味・わかりやすい解説 湯沢[市]【ゆざわ】 秋田県南部,山形・宮城両県に接する市。1954年市制。横手盆地南端にある中心市街は佐竹氏の城下町として発達。奥羽本線,国道13号線,108号線が通じる。〈東北の灘(なだ)〉といわれ,盆地に産する米と良質の水を利用し清酒を多産。製材,家具製造も盛ん。また七夕絵灯籠まつり(8月),大名行列(8月),犬っ子まつり(2月)が湯沢三大まつりとして観光客を集めている。南部に泥湯温泉(硫黄泉,66℃),秋ノ宮温泉郷があり,一部は栗駒国定公園に属する。2005年3月雄勝郡稲川町,雄勝町,皆瀬村を編入。790.91km2。5万849人(2010)。 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報