湊 邦三(読み)ミナト クニゾウ

20世紀日本人名事典 「湊 邦三」の解説

湊 邦三
ミナト クニゾウ

大正・昭和期の小説家



生年
明治31(1898)年7月27日

没年
(没年不詳)

出生地
広島県宮島

学歴〔年〕
錦城中学(東京)〔明治45年〕中退

経歴
中学中退後、独学。「報知新聞」「中国新聞」「大阪毎日新聞」の記者を経て、森永製菓、松坂屋の宣伝部員などをつとめる。大正15年「大衆文芸」に「花骨牌」などを発表し注目を浴び、以後、数多くの時代小説を書く。昭和13年南支へ従軍、16年にも海軍報道班員としてインドシナへ従軍。戦後創価学会戸田城聖と知り合い聖教新聞社書籍編集局の嘱託となり、29年以降18年間にわたって「日蓮大聖人」(全15巻)を刊行した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

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