清まわる・浄まわる(読み)きよまわる

精選版 日本国語大辞典 「清まわる・浄まわる」の意味・読み・例文・類語

きよ‐まわ・る ‥まはる【清まわる・浄まわる】

〘自ラ四〙
潔斎する。ある期間飲食行為などを慎んで、身心を清らかに保つ。物忌みをする。
書紀(720)允恭四年九月(図書寮本訓)「敢て、諸の氏姓(かはね)の人等、沐浴(ゆあみ)斎戒(キヨマハリ)て、各盟神探湯(くかたち)為よ」
② 清くなる。潔白になる。また、女性月経が終わる。清まる。
蜻蛉(974頃)中「さて、五日ばかりにきよまはりぬれば、また堂にのぼりぬ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android