精選版 日本国語大辞典 「消飛」の意味・読み・例文・類語
けし‐と・む【消飛】
〘自マ四〙 (「けしとぶ(消飛)」の変化した語)
① つまずく。けつまずく。
② 驚いて立ちすくむ。はたと止まる。
※浄瑠璃・天智天皇(1692)五「此馬俄にけしとみて、耳を立て毛をふせて」
③ 途中でつまずいて物が言えなくなる。絶句する。
けし‐と・ぶ【消飛】
〘自バ五(四)〙
① けつまずいて、すっ飛ぶ。つまずく。
② 勢いよく飛んで、見えなくなる。すっかり消えてなくなる。
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