海東駉斎(読み)かいとう けいさい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「海東駉斎」の解説

海東駉斎 かいとう-けいさい

1793-1849 江戸時代後期の儒者。
寛政5年生まれ。陸奥(むつ)中村藩(福島県)藩士。江戸にでて亀田鵬斎(かめだ-ほうさい)に師事し,のち昌平黌(しょうへいこう)にまなぶ。藩主相馬益胤(ましたね)にまねかれて藩校育英館の創設にかかわり,師の長男亀田綾瀬とともに中村藩の儒官となった。嘉永(かえい)2年2月22日死去。57歳。本姓は富田。名は驥衡。字(あざな)は千里通称は友輔。別号に鐸斎。著作に「分制示掌」「古語類摘訳解」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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