浪合村(読み)なみあいむら

日本歴史地名大系 「浪合村」の解説

浪合村
なみあいむら

面積:五六・一二平方キロ

伊那郡の南西部に位置する標高一〇〇〇メートル内外の高冷地山村。北は阿智あち村、北東下条しもじよう山脈を隔てて下條村、南東阿南あなん和合わごう、南から西にかけて平谷ひらや村、西は岐阜県中津川なかつがわ市に接する。

木曾山脈の南端大川入おおかわいり山から流れ出る浪合川(天竜川の支流和知野わちの川の上流)に沿う山間谷あいの村で、近世には旧三州さんしゆう(伊那)往還(現国道一五三号)の中馬宿として栄えた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android