デジタル大辞泉
「浅縹」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
あさ‐はなだ【浅縹】
〘名〙
※
続日本紀‐大宝元年(701)三月甲午「又服制〈略〉追冠四階深縹、進冠四階浅縹」
② 初位の人の袍(ほう)の色。
※装束抄(1577頃)「浅縹 初位の着する色也」
③ 襲
(かさね)の色目の一つ。表は
薄縹で、裏は白。
④ (形動) (縹は、月草の花で染め、月草は「
万葉‐三〇五八」「
古今‐恋四」等に「月草の
移し心」などとあるからか) 移り気。変わりやすい心。
※玉塵抄(1563)
一八「人がかざり、あさはなだにうきあがってまことすくないぞ」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報