デジタル大辞泉
「津津浦浦」の意味・読み・例文・類語
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つづ‐うらうら【津津浦浦】
〘名〙 (「つつうらうら」とも) いたるところの港や海岸。また、
国中、全国いたるところ。
※
太平記(14C後)七「国人いつしか心替して、津々浦々を堅めふせぎける間」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
津津浦浦
いたるところの港や海岸。また、国中、全国いたるところ。
[使用例] 日本全国津々浦々までも行きわたって居るはずの文明の恩沢も[国木田独歩*日の出|1903]
[使用例] 宮崎は越中、能登、越前、若狭の津々浦々を売り歩いたのである[森鷗外*山椒大夫|1915]
[解説] 「つづうらうら」ともいいます。
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