津守村(読み)つもりむら

日本歴史地名大系 「津守村」の解説

津守村
つもりむら

[現在地名]大分市津守

大分川右岸の肥後街道に沿い、米良めら川を挟んで片島かたしま村の南に位置する。村域中央にある丘は碇島いかりじま(現碇山)とよばれ、古代この近くまで入江で船の碇を下ろしたと伝える(雉城雑誌)。中世津守庄の遺称地。字常元つねもとは同庄恒元つねもと名の遺称地。慶長豊後国絵図に村名がみえ、高二千四六三石余。正保郷帳には仲津留村と記され、田高三五七石余・畑高三一九石余、津守庄に所属。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android