洞田村(読み)ほらだむら

日本歴史地名大系 「洞田村」の解説

洞田村
ほらだむら

[現在地名]伊自良村洞田

伊自良川右岸に位置し、集落西側を生原いきはら川が南流する。東の伊自良川対岸は大森おおもり村、南は小倉こぐら村。元禄郷帳に高三七六石余、松平太右衛門領とある。近世初期は旗本近藤信濃守領で、元和四年(一六一八)幕府領となり、延宝八年(一六八〇)御望ごも(現岐阜市)の旗本松平隼人正忠冬領となったと思われる。天保九年(一八三八)の村明細帳によれば田一一町九反余・畑二〇町二反余、家数五一(うち高持四〇・水呑一一)、人数男一三〇・女一三六・僧四。明治二年(一八六九)の村明細帳では家数六七、人数男一六二・女一三六。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android