百科事典マイペディア 「洗濯セッケン(石鹸)」の意味・わかりやすい解説 洗濯セッケン(石鹸)【せんたくせっけん】 家庭での衣服の洗濯に用いるセッケン。乳化,起泡,分散などの作用を高めるため,セッケン素地にリン酸ナトリウム,炭酸アルカリ,ケイ酸アルカリ,ベントナイトなどを配合。冷水によく溶け,洗浄力が大きく,しかも繊維の生地をいためないことが必要条件。粉,固形,ビーズ状,フレーク(小片状)セッケンなどの種類がある。合成洗剤の登場で一時使用量が減ったが,化学物質の残留や水質汚染などの問題から,再び洗濯石鹸が見直されている。→関連項目セッケン(石鹸)|洗濯 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報