日本歴史地名大系 「波佐見」の解説
波佐見
はさみ
中世よりみえる
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
中世よりみえる
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
長崎県東部,東彼杵(ひがしそのぎ)郡の町。人口1万5227(2010)。虚空蔵山(609m),神六山(447m),弘法岳(387m)などの山地に囲まれて盆地状をなし,中央を川棚川が南流する。一帯は近世以来の窯業地で,波佐見焼は1665年(寛文5)に大村藩主大村純長が磁器製品を特産品とし,皿山役所を置いて以降,染付と青磁を中心に生産された。現在も家庭用和食器を主に,近代的設備による量産が行われている。長崎県窯業試験場(現,長崎県窯業技術センター)があり,毎年4月下旬から5月上旬には陶器祭が行われる。農業は米作を中心に,ミカン,茶,タバコの栽培,畜産が行われる。南西部,川棚川沿いの丘陵地に波佐見温泉(純重曹泉,23~25℃)がある。西九州自動車道のインターチェンジがある。
執筆者:松橋 公治
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
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