東彼杵郡(読み)ひがしそのぎぐん

日本歴史地名大系 「東彼杵郡」の解説

東彼杵郡
ひがしそのぎぐん

面積:一六七・三二平方キロ
東彼杵ひがしそのぎ町・川棚かわたな町・波佐見はさみ

明治一一年(一八七八)の郡区町村編制法の公布に伴い彼杵そのき郡が東西に分割されて成立した郡。大村町に東彼杵郡役所が置かれ、大村町と二〇ヵ村を管轄した。同年頃は戸数一万五千二八七・人口六万七千五六(地方沿革略譜)。同二二年の町村制施行に伴い一町二一ヵ村となり、同二三年の戸数一万五千一六八・人口六万七千二一九(長崎県史)。同三五年佐世保させぼ村が分村して一部は佐世させ村となるが、ほかは佐世保市となる。大正一二年(一九二三)早岐はいき村が町制を施行。同一四年大村町に大村が合併する。昭和二年(一九二七)早岐町に広田ひろだ村が合併、佐世保市に佐世村・日宇ひう村が合併。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報