デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「法蔵(1)」の解説 法蔵(1) ほうぞう ?-? 百済(くだら)(朝鮮)の僧。7世紀後半に渡来。天武(てんむ)天皇14年(685)勅命により優婆塞(うばそく)益田金鐘(ますだの-こんしょう)とともに美濃(みの)(岐阜県)に派遣され,白朮(びやくじゆつ)(オケラの根でつくった生薬)をもとめ,これを煎(せん)じて献上し,絁(あしぎぬ)・綿・布をあたえられた。のち陰陽(おんよう)博士となる。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例