河内五社神社(読み)かわうちごしやじんじや

日本歴史地名大系 「河内五社神社」の解説

河内五社神社
かわうちごしやじんじや

[現在地名]東津野村船戸 大平野

主神は大山祇神で、ほかに一七神を配祀。旧郷社。船戸ふなと鎮守。近郷に河内神社が多いのは、土佐・伊予両国山間の諸村が当社をことに尊崇し、土地を開拓する際には必ず勧請するか遥拝所を建設したからという。天正一六年(一五八八)の津野惣郷神社帳には「河内大明神 本社五尺四方 舞殿横殿五間」とあり、同年の津野船戸村地検帳には一反二五代余の神田がみえる。

河内五社神社
かわうちごしやじんじや

[現在地名]東津野村北川 下タイノ上

タイノうえ鎮座。主祭神は大山祇神。旧郷社。河内大明神と称し、古くから北川の中本村きたがわのなかほんむら集落の産土神。明治元年(一八六八)河内五社神社と改称。天正一六年(一五八八)の津野惣郷神社帳に「五社大明神 本社一間四方、舞殿三間」とあり、同年の津野北川村地検帳にも社領がみえる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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