沢田常長(読み)さわだ つねなが

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「沢田常長」の解説

沢田常長 さわだ-つねなが

1574-1647 織豊-江戸時代前期の刀剣鑑定家。
天正(てんしょう)2年生まれ。研ぎ師の父常堪に刀剣の鑑定をまなぶ。豊臣秀吉,徳川家康につかえた。徳川秀忠面前で銘をみずに10刀のうち8刀までをいいあてたという。子孫は代々幕府のお抱え研ぎ師となった。正保(しょうほ)4年9月15日死去。74歳。初名は保久。通称は木屋荘左衛門。号は道円,凌雲。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android