池田・ロバートソン会談

山川 日本史小辞典 改訂新版 「池田・ロバートソン会談」の解説

池田・ロバートソン会談
いけだ・ロバートソンかいだん

1953年(昭和28)10月2~30日,ワシントンで行われた吉田茂首相の特使池田勇人(はやと)と米国務次官補W.ロバートソンの防衛問題をめぐる会談日本政府のMSA受入れをめぐって,再軍備促進を要求するアメリカ側と,経済援助だけを求める日本側との間で意見が食い違ったが,最終的には日本が自衛力を漸増することで妥結した。

出典 山川出版社「山川 日本史小辞典 改訂新版」山川 日本史小辞典 改訂新版について 情報