精選版 日本国語大辞典 「水掻・蹼」の意味・読み・例文・類語
みず‐かき みづ‥【水掻・蹼】
〘名〙
① 鳥類、両生類、哺乳類などの一部に見られる足指の間の膜状の付属物。多くの遊泳性の種に見られ、水を掻く部分の面積を増して遊泳や潜水に役立つが、遊泳性動物でもこれを持たないものもある。また、カイツブリ類、ヒレアシシギ類、オオバン類のものは膜状ではなく、足指から左右に張り出した形。〔十巻本和名抄(934頃)〕
② 三味線をたくみにひくこと。また、その人。
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