デジタル大辞泉 「毫釐」の意味・読み・例文・類語 ごう‐り〔ガウ‐〕【×毫×釐/×毫▽厘】 ごくわずかなこと。ほんの少し。ごうりん。「それは縦令たとえ―の距離であっても」〈有島・宣言〉 ごう‐りん〔ガウ‐〕【×毫×釐】 「ごうり(毫釐)」に同じ。「至正公平―も誤りなきに」〈染崎延房・近世紀聞〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「毫釐」の意味・読み・例文・類語 ごう‐りん ガウ‥【毫釐】 〘名〙 =ごうり(毫釐)※造化妙々奇談(1879‐80)〈宮崎柳条〉五「一回(ひとた)び耳に入れば耳能(よ)く条分縷晣して豪釐(ガウリン)も爽(たが)ふこと無し」 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
普及版 字通 「毫釐」の読み・字形・画数・意味 【毫釐】ごう(がう)り きわめてわずか。〔晋書、虞預伝〕黨互ひに瞻(み)、異同蜂至す。一旦差跌(さてつ)せば、衆鼓鳴らん。毫釐の失、差(たが)ふに千里を以てせん。字通「毫」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報