比礼村(読み)ひれいむら

日本歴史地名大系 「比礼村」の解説

比礼村
ひれいむら

[現在地名]栃尾市比礼

軽井沢かるいざわ村の北、北は栃窪とちくぼ(現見附市)、東は本津川ほんつがわ村、西は分水嶺で現長岡市に接する。東・西・北に山を負い、南を流れる稚児清水ちごしみず川の谷間集落がある。元和六年(一六二〇)長岡藩知行目録に高三〇石三斗余。寛政七年(一七九五)の栃尾組検地帳書抜(金内襄治氏蔵)によると、寛永一二年(一六三五)の検地で三町二反余・三八石七斗余と実測された。田への依存度が高いが、大半は下田である。正保二年(一六四五)の検地では分米六石八斗余・下田五反余の飛礼惣右衛門ひれいそうえもん新田が成立。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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