段袋・駄袋(読み)だんぶくろ

精選版 日本国語大辞典 「段袋・駄袋」の意味・読み・例文・類語

だん‐ぶくろ【段袋・駄袋】

〘名〙
① 物を入れて運ぶのに用いる布製の大きな袋。荷物袋。番袋(ばんぶくろ)
※虎明本狂言・舎弟(室町末‐近世初)「ははおやは、おくろともだんぶくろともいへ」
※俳諧・鷹筑波(1638)四「賀茂山をつつむつつじやだん袋(フクロ)〈玄以〉」
幕末から明治初期にかけて用いられた、武士の用いた和式洋装のズボン。〔随筆守貞漫稿(1837‐53)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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