正木ヶ原(読み)まさきがはら

日本歴史地名大系 「正木ヶ原」の解説

正木ヶ原
まさきがはら

日出ヶ岳の南、樹木のまばらな笹原にあり、立枯れの古木が林立する。標高一六四一メートル。江戸時代には「片原台」(登大台山記)とか、「正木禿はげ(乙酉掌記)とかよばれた。天保五年の仁井田長群の「登大台山記」には「片原台樹木の無き処、根笹一面に生ひ茂り、青畳を敷が如し。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報