正宗雅敦(読み)まさむね まさあつ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「正宗雅敦」の解説

正宗雅敦 まさむね-まさあつ

1789-1838 江戸時代後期の国学者,狂歌師
寛政元年生まれ。狂歌を梅廼家(うめのや)空丸,石川雅望(まさもち)に,和歌を三木元春,長治祐義に,俳諧(はいかい)を八千房駝岳(はっせんぼう-だがく)にまなぶ。狂歌は五側判者。画もよくした。弟に正宗直胤(なおたね)。天保(てんぽう)9年5月26日死去。50歳。備前(岡山県)出身。通称は経蔵。号は唐樹園南陀羅,亀嶺など。著作に「朝顔百首狂歌集」「伊勢(いせ)日記」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android