デジタル大辞泉
「機感」の意味・読み・例文・類語
き‐かん【機感】
仏語。仏が衆生の心の働きを感じ取って、それに対応すること。また、衆生の心の働きが、仏の導く力を感じること。
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き‐かん【機感】
〘名〙 仏語。衆生の
能力が発動する
状態にあることに
神仏が感応すること。神仏の力が衆生の
資質や願に応ずる状態。
※
発心集(1216頃か)六「
有縁の
悲願を聞くに、又機感のいたれる事をしり、又罪ふかけれど未だ五逆をつくらず」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報