橘小路(読み)たちばなこうじ

日本歴史地名大系 「橘小路」の解説

橘小路
たちばなこうじ

[現在地名]甲府市北口きたぐち一―二丁目・丸の内まるのうち一―二丁目・中央ちゆうおう二丁目

城の北郭内に位置する武家地の一つ。南北の小路で、北端は二ノ堀、元連雀もとれんじやく町御門から南へ東側は森下もりした小路・山手御門前やまのてごもんまえ、次いで長く内堀となり、西側に武家屋敷が並ぶ。甲府藩時代には山手御門前に接して家老柳沢矢柄、その南に続いて同柳沢権太夫の屋敷があり、前者は表口四五間半・裏行六〇間、後者はともに七〇間と記される(「郭内外番付屋敷仮絵図帳」県立図書館蔵)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android