橋谷村(読み)はしたにむら

日本歴史地名大系 「橋谷村」の解説

橋谷村
はしたにむら

[現在地名]橋本市橋谷・城山台しろやまだい

つじ村の北、橋本川右岸の小高い丘陵地にあり、南北高野街道が通る。相賀庄惣社大明神神事帳写(相賀大神社文書)所収の天授三年(一三七七)頃の文書によれば、相賀大おうがだい神社八月放生会に橋谷村は米二斗五升を納めている。慶長検地高目録によると村高三八七石余、小物成一升九合。上組に属し、慶安四年(一六五一)の上組在々田畠小物成改帳控(土屋家文書)では家数五一(役家一一など)、人数二〇二、馬三、牛一七、小物成は茶半斤、桑一束、紙木四一束。

橋谷村
はしたにむら

[現在地名]大江町字橋谷

天田内あまだうち村でみや川に合流する雲原くもはら川の上流、標高二〇〇メートルほどの山腹集落をなす。雲原川に沿う道は西隣の丹波国天田郡天座あまざ(現福知山市)に続く。

慶長検地郷村帳に高六五・七石「橋谷村」とみえる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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