樺巻(読み)かばまき

精選版 日本国語大辞典 「樺巻」の意味・読み・例文・類語

かば‐まき【樺巻】

〘名〙 矢羽上下や弓の鳥打(とりうち)、鞭の節目の上下を桜の表皮で巻くこと。また、その部分の称。紙巻
玉葉‐治承二年(1178)一〇月二九日「比日右中将良通、為春日祭使発向。〈略〉御随身。〈略〉樺巻鞭」

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