樺山資之(読み)かばやま すけゆき

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「樺山資之」の解説

樺山資之 かばやま-すけゆき

?-? 幕末武士
薩摩(さつま)鹿児島藩士。嘉永(かえい)5年(1852)江戸詰となり,水戸藩の藤田東湖らとまじわる。井伊直弼(なおすけ)襲撃の計画にくわわったが,決行前に帰藩。長州の桂小五郎(木戸孝允(たかよし))らと連絡をとり,薩・長の尊攘派(そんじょうは)連合への気運をつくった。通称は三円(さんえん),瀬吉郎。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android