樹下 太郎(読み)キノシタ タロウ

20世紀日本人名事典 「樹下 太郎」の解説

樹下 太郎
キノシタ タロウ

昭和・平成期の小説家



生年
大正10(1921)年3月31日

没年
平成12(2000)年12月7日

出生地
東京・池袋

本名
増田 稲之助

学歴〔年〕
京橋商〔昭和13年〕卒

経歴
理研スプリングに入社し、昭和18年応召。戦後は24年に福音電機に入社。この間21年「樹下」が読売演劇文化賞に佳作入選し、以後ドラマや放送台本を発表。33年「週刊朝日」「宝石共催懸賞に「悪魔の掌の上で」が佳作入選。以後サスペンスもの、推理小説、サラリーマン小説などで活躍。著書に「銀と青銅の差」「目撃者なし」「鎮魂の森」「休暇の死」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

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