佳作(読み)かさく

精選版 日本国語大辞典 「佳作」の意味・読み・例文・類語

か‐さく【佳作】

〘名〙
詩文などの、できばえのよいすぐれた作。〔文明本節用集(室町中)〕〔北史‐馮熙伝〕
② 第一級ではないが、すぐれた作品。入賞した作品に次ぐすぐれた作品。

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デジタル大辞泉 「佳作」の意味・読み・例文・類語

か‐さく【佳作】

文学作品・芸術作品などで、できばえのいい作品。
絵画文芸作品コンクールなどで、入賞した作品に次ぐすぐれた作品。「選外佳作
[類語]名作傑作佳編秀作労作力作大作良作

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普及版 字通 「佳作」の読み・字形・画数・意味

【佳作】かさく

よい作品。唐・李白〔春夜桃李園に宴する序〕佳作らずんば、何ぞ懷を伸べん。 如(も)し詩らずんば、罰は金谷の酒數に依らん。

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