精選版 日本国語大辞典 「梅香」の意味・読み・例文・類語
うめ‐が‐か【梅香】
[1] 〘連語〙 梅の花のかおり。《季・春》
※古今(905‐914)春上・四六「むめがかを袖にうつしてとどめてば春はすぐともかたみならまし〈よみ人しらず〉」
[2] 〘名〙
※人情本・春色辰巳園(1833‐35)三「白き衿元掛香(かけかう)の、梅(ウメ)が香(カ)かほる米八が、色をふくみしその姿」
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