杵屋六左衛門(9代)(読み)きねや ろくざえもん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「杵屋六左衛門(9代)」の解説

杵屋六左衛門(9代) きねや-ろくざえもん

?-1819 江戸時代後期の長唄三味線方。
3代田中伝左衛門の子。杵屋宗家8代喜三郎の養子となり,2代三郎助をへて3代六三郎をつぐ。養父実子が生まれたので寛政9年別家をたてて六左衛門を名のり,杵屋別家9代となる。文化8年まで江戸中村座で活躍。「越後獅子(えちごじし)」「小原女(おはらめ)」などを作曲した。文政2年9月11日死去。幼名万吉

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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